いつかは夢のマイホーム☆
貯蓄額=頭金 って思っていましたがどうやら違うみたい。
考えるべきことは
ステップ1 : 頭金がいくら用意できるか
ステップ2 : 今の給与から返せる返済額
ステップ3 : 借入額
<参考までに>
例1)月収 35万(ボーナス含め年収600万)
貯蓄 600万円
30代ファミリー
→→ 買える額 3950万
例2)月収 50万(ボーナス含め年収850万)
貯蓄 800万円
30代共働きカップル
→→ 買える額 5201万
では、ひとつづつ考えていきましょう。
<ステップ1> 頭金
今の貯蓄からいくら頭金にまわせるか?
物件価格の1割程度は頭金として用意したいところ。
住宅取得時に諸費用として、物件の3~5%程度を支払う必要があります。
さらに、入居後の万一の備えとして生活費の6ヵ月分を目安として残すべき。
出産も考えると予備費として8ヵ月分を残しておきたい。
現在の貯蓄額 - 諸費用 ー 手元に残すお金 = 用意できる頭金
例1)600万 - 140万 - 150万 = 310万
(3,500万×4%) (25万×6)
例2)800万 - 180万 - 240万 = 380万
(4,500万×4%) (30万×8)
教育資金や老後資金もは別に考えないといけないから
貯蓄しているつもりでも、頭金として出せるお金ってあんまり使えないんですね。
<ステップ2> 返済額
もし、購入する住宅がマンションであれば入居後は
毎月、管理費+修繕積立金がかかります。
戸建てであってもメンテナンスは必要。
同じく自分でいくらか積み立てておく事が必要。
毎月の返済額+ボーナス時の返済額が税込み年収の25%以内が
無理なく返済でき、家計にも安心といわれているそうです。
例)600万 × 25% = 150万
<ステップ3> 借入額
返済額が同じでも、金利タイプによって借入額が変わってきます。
①変動型金利
・半年ごとに金利が見直され、変わることがある。
・返済額は5年間一定。
・金利が上昇すると5年ごとに返済額があがり、負担が増すリスクがある
②全期間固定型
・返済終了まで金利は固定
・毎回の返済額の変更なし
・変動型より高めのだが、金利の上昇を心配しなくてすむ
例) 毎月8万 + ボーナス時20万返済
①変動型 35年 4166万
②固定型 35年 3640万
①変動型 25年 3088万
②固定型 25年 2798万
**おまけ**
親・祖父母から援助を貰える方は
住宅取得資金の贈与に関する非課税制度がつかえます。
ただし、この制度は契約時期や住宅の種類で上限額が変わるので要注意☆
住宅ローンは負債。
言っても借金には変わりないし、数%の利息でも額面が大きいと違いも大きい。
頭金を今のうちにできるだけ貯めておきたいですな。